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せんぞうじょう
仙蔵城
所在地 群馬県吾妻郡中之条町
仙蔵城の所在地。
緑の部分は大まかな範囲。赤いラインは探訪の際に利用すると良いルートを示す。
青いラインは下るだけで訪問する事ができるルートを示す(期間限定)
仙蔵城を南側から望んだ所。真田幸隆が嵩山城攻めの際に陣取った場所と言われる為、真田式の築城技術も入っているかも知れない山城。
だが、そんな山城も近くに西群馬開閉所がある為に50万ボルト級送電鉄塔群によって占拠されつつあった・・・。
初めて仙蔵城を訪れた時は入口がお花畑になっていて、入るのを躊躇ったものだ。なるべく花を折らぬように入ったが・・・
ない!!
お花畑は一切伐採されて、仙蔵城への入口はポッカリ口を開けて待ち構えていた。
しかも車を駐車させるにも最適な場所になっていたのであった。(たしか駐車禁止でない道路だった気がしたので、交通の邪魔にならなければ問題なかろうかと・・・)
しかも藪に埋もれかけた解説板と標柱もバッチリだ。
さて、ここから先は他の城郭サイト様でも案内しているので、期間限定のルートにて訪ねる事にしよう。
仙蔵城は蓑原という地名のある台地の陸続きになっており、こちらから訪れると下りながら仙蔵城へ訪れる事ができる。
台地上の水田地帯を進むと一回線の鉄塔(送電線が三本しかない小型鉄塔)の山田川線21号が立っている場所があり、そこで砂利道を西に曲がる。
すると途中で行き止まりになるが、実はここは東電の西上武幹線設置時に作られた林道で、建設が完了したので証拠隠滅と言わんがばかりに道を意図的に分断しているのであった。
城跡の一部を壊したのだからせめて楽にアクセスさせてもらおうとここに車を停めていく。
しかもこの道、これから向かう仙蔵城は元より、桑田城高野平城までも望む事ができる割とゴージャスな道であった。
林道を歩いて行くと、城まで辿り着ける。写真の右上が先ほど車を停めた台地で、写真中央の送電鉄塔は新吾妻線218号。

↓ 数年後 ↓
幾つかの堀切を越えて行くと主郭に辿り着ける。この辺は他のサイト様でもご紹介するので省略。
数年前に訪れた時、中途半端な木の伐採がなされていたので、「発掘調査の跡か?」と首をかしげていたのだが、実は送電鉄塔が建つ前触れであったようだ。
そもそも西上武幹線はもっと早くに建設される予定であったが、東日本大震災の影響で工事が延期され、2013年頃より本格的に工事がスタートされたという事であった。つまり、鋼管鉄塔の建つ下地をしている所で震災があった為に放置されたので、以前訪れた時には藪が生い茂ってしまったという事のようである。
主郭に建ってしまった西上武幹線5号。I字懸垂型の鉄塔で、この送電線は新潟の柏崎刈羽原発で発電した電力を首都圏に送電する為に埼玉県鶴ヶ島市にある新所沢変電所へと繋がっているようだ。
そんなこんなでお絵描き。
この城は割と広範囲に渡っており、同一の城で50万V級送電鉄塔を3基も擁するのは現在ここしか知らない。もっとも全国の変電所近くの山城を全てみたらこの位ザラにありそうなものだ。
一部藪が濃い部分もあるが、なかなか見ごたえのある山城なので、できるだけ冬季あたりに訪れてみたい山城である。

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