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大前城の所在地。
緑の部分は大まかな範囲で、赤線は探訪の際に利用したルートを示す。 |
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大前城遠景をJR大前駅付近から望む。
集落の裏山が城で、比高差はそれほどない。
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城の尾根先は諏訪神社になっており、この神社の裏から登っていくのが一番楽かと思われる。
訪問当時、境内には電気柵が設けられていたので、こちらに注意したい。 |
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城道の途中、田代湖方面(西方)を望む。吾妻川沿いの街道は一望できる事が確認できた。
4月下旬であるにも関わらず降雪しており、これだけ見たら真冬の風景そのものである。 |
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尾根道には幾つかの段が設けられているが、これが大前城のものかどうかは不明。
雪が積もってはいたが、里道はしっかり残されている。 |
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更に登っていくと明らかに堀切と思われる溝が現れる。
この堀底は曲輪の北側を帯曲輪として巡っている。 |
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北側を流れる谷津の対岸はこの曲輪とほぼ同じ高さの台地になっている。
この帯曲輪はその台地をけん制する為のものであろうか? |
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大前城本曲輪と思われる削平地。 |
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尾根筋を断ち切る堀切。結構な大きさがあり、大前城一番の遺構であると言えそうだ。 |
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堀切から先は一応削平されてはいるようだが、笹薮の上に積雪があった関係で、地形がよく分からなかった。
山崎一氏の図面を見てもここから先は城内とみなしていない様子である。 |
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最後にラクガキを一つ。
比高差がおおよそ30〜40m程の丘なので、雪さえなければお散歩気分で探訪できる良い城だと思う。
なお車で来た場合は諏訪神社の北側に少々停めさせてもらった方がアクセスしやすいかも知れない。 |