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かしわぎじょう
柏木城
所在地 福島県耶麻郡北塩原村
柏木城の所在地。
北側に米沢への街道が走り、その街道を押さえつける位置に城がある。
北から侵略してくる米沢の伊達氏に備え蘆名氏の総力をかけて築き上げた要害である。
城域は広く、主要部分を除けば一日では回りきれない広さがある。
柏木城には幾つかの解説板があり、北塩原村の力の入れようが分かる。
ちなみに解説板の図では城の主要部分のみ書かれている。
国道459号沿いから城への案内があり、写真の「活性化センター」という公共設備の駐車場も借りられるので、自動車での訪問時に利用したい。
っと良く駐車場の看板を見れば清野六郎屋敷跡である。
この駐車場にある平面図がもっとも詳細に書かれており、この遺構の複雑さと領域を考えると蘆名氏の本気度が伝わってくるかのようである。
地図にも書かれていたが、訪問ルートは整備されており、迷いやすい所は道しるべがあるのがありがたい所。
道を歩いて行くと城の東側にたどり着く。訪問時は発掘調査が実施されている関係で、関係者の車が駐車している。
写真むかって左側が柏木城で、広い谷津によって城は天然の空堀を有しているかのようである。
城の入口には再度案内板があり、パンフレットも配布していた。
ありがたいので一部拝借する事に。
発掘によって新たに見つかった石垣を持つ虎口を城内より臨む。なかなか良いアングルである。
土の中から400年程ぶりに姿を現した土塁の石積み。現役当初の姿を見られるのも発掘調査のありがたい所。
グルッと回って主郭北側に位置する虎口。訪問時は絶賛発掘調査中で、現場の担当者の方に許可をいただき撮影する。
この調査は三年行われ、2018年頃に終わる予定らしい。どんな整備がなされるのか興味深い。
主郭北側の虎口は枡形になっており、当時の歩行ルートが掴みにくい謎の枡形になっている。
写真は枡形虎口を城内側から見た所で、ここも発掘調査が行われている。
柏木城主郭。一部では発掘調査が行われ、訪問時にはブルーシートがかけられていた。
主郭西側にある空堀。ブルーシートがかけられているので、堀の形状がよく分かる。
上の空堀と土橋を主格側より。
なかなかいいね。
西側にある虎口を眺める。
ここにも石積みが埋もれているのかも知れないが、現時点では推測でしか見れない。
こちら変わって主郭より東にある馬出部分を隔てる空堀。
堀は深く、木橋を隔てて連絡していたのであろうか。
素晴らしい眺めである。
馬出の虎口は食い違いになっており、写真右の土塁を回り込まないと馬出に入れない。
ここの土塁にも石積みが活用されているのが発掘調査のお陰で分かる。
城の北斜面は幾つもの平場が設けられており、巨大な住居跡を思わせる造りである。
これらを見ても東北だけの築城技術と言い難く、蘆名氏が全国の築城技術を集収研究した上で築城した城であるのが分かって面白かった。
柏木城のお絵描き。
城域が広すぎて全て回っていないが、現地の平面図を元に作成するとこんな感じであった。
南に突き出たゆるい尾根筋に城があるが、極度に改修されている為地形に似合わぬ要害と化している。
今後の発掘調査と整備に期待したい城であった。

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