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儀一の城館旅 儀一式中世城館入門度

あなたの中世城館好きはどのレベル?

レベル5 無名の館跡好きな方
 
秩父横瀬町にある二子山、これも北条氏邦の物見の砦だとか
 ここまでくると殆ど伝承や遺構などがあまり残っておらず、地元の方々からも忘れ去られてしまっている中世城館跡ばかりになってきます。これらは夜空の暗い星が視力が良くないと見えないのと同じで、無数の中世城館跡が全国にあると思われますが、城館視力(私の造語)低い為が見えない事が多くあります。
 
 私の場合有名な中世城館跡を訪ね歩く内に、もっと色々な中世城館(特に遺構)を見たいという想いが高まり、地図を見ていました。すると図書館などの資料には書かれていない場所に、中世城館に関わる地名(堀内や内出など)がある事に気付きました。その地名や小字はその土地にゆかりのある歴史や地形をそのまま地名にする事が多く、この無名の中世城館跡を探す時の手がかりとなってくれる事もありました。また、郷土史に城館本に掲載されていない城館跡を見つけると、MY地図を広げ目ぼしい場所を検討し、実際に訪問してみた事もあります。
飯能市吉田山北尾根上にある堀切、恐らく訪れた人は少ないであろう
 このレベルまで来ると趣味で城館探訪をするというより、研究者として調べている感覚に近くなってきます。先人の方々が伝えてきた城館跡とは異なり、資料もなく知っている人も居ない。それは前人未踏の地に踏み込むような感覚すらもあります。それだけに整備されていない場所が多く、レベル4の中世城館跡以上にヤブコギをした挙句、遺構がなかったなんて事が殆どです。
 ですが堀切や土塁などの城館遺構を無名の地より見つける事は、有名な城郭を訪ね歩いた以上に「発見」という感動を与えてくれます。これらを発見する城館視力を向上させる方法は多くの中世城館を見て、目を肥やす必要があると言えます。
 もしこれらの無名城館跡を発見された時には、他の城館探訪されている方にも見てもらい、その遺構がどのような目的で使われたか?などの再認識する作業をする事により、そこが中世城館であった可能性は更に高まるでしょう。

 最後にこのレベルまでくると「生活城館病(これも造語)」という怖い病気になる事があります。それは平場や土盛、溝などを見たら全て「中世城館遺構」に思えてしまう事です。
 中世城館はある条件を元に築かれます、一部の例外を除いてほぼこれは適用されます。どうか、その地形は「どの様な使われ方をしたのか?」という点を何度も考慮し、全ての可能性を当てはめた上で城館遺構でないかどうか?その真偽を見定めて下さい。
 
中世城館跡が更に面白くなる?
儀一アドバイス
●地名や小字に城館に関わる地名が無いか調べてみよう。
●中世城館が築かれる条件を出来る限り覚え、目ぼしい場所をチェックしよう。
    
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